2008年03月28日

これもプッシュプル?

日本の鉄道で、プッシュプルといえば、列車の一番前と、一番後ろに機関車が連結され、前の機関車が引っ張り(pull:プル)、後の機関車が押す(push:プッシュ)のが定番です。
 ところが、海外特に欧米では、推進運転(プルのみ)が盛んで、一番後ろに機関車があって、列車を押して進みます。

しかし!

クリップの2分30秒あたりと、6分20秒あたりにある列車。

列車の真ん中に機関車がある!

この機関車は、自分の前の客車をプッシュし、後の客車をプルするのだから、やっぱり、これもプッシュプルというのだろうか。
 もともとスイスの場合、機関車、客車、電車の垣根が私から見ると、ものすご〜く曖昧で、10両編成の一番前にだけ電動機を搭載した車両があり、しかも客室がある。。。なんてことがへっちゃらに見られるのです。日本流に言えば、電気機関車のボディが、機械室ではなく、客室になっていると言えば、おわかりいただきやすいだろうか。
 推進運転や、こういった、編成の真ん中に機関車があったりすると、先頭の客車の制御室まで延々と渡り線を設ける必要はあるだろうが、方向転換の際、機回しをせずに済むという利点はある。 日本でこれが見られないのは、安全基準か何か、そういうところにあるのでしょうか?

 ところで、このクリップの前の方、0分50秒あたりに登場する、先頭に紺とクリームのツートンの客車を連結した貨物列車は、アルプス越えの車を積んだ貨物列車だと思います。ヨーロッパアルプスを越える鉄道トンネルはあっても、自動車用トンネルのない区間では、こうして鉄道で自動車を運びます。はるか昔に、いずれ将来排出ガス規制の時代が到来するだろうと予測していたのでしょうか。

早起き鳥ウェブサイト
タグ:海外の鉄道
posted by earlybird at 19:01| Comment(10) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よくあの長い客車を何両もつないで推進運転できると感心しちゃいます。
それも山登ったりしてんですから。

鉄道模型で推進運転するとやたら脱線しまくる(線路が悪いのはわかってますけど)のを見てるのでなんとなく怖い気がします。

機関車が中間にある列車は前後に子どもを乗せているママチャリのような感じがしますね。
それにしても力持ちだこと。
Posted by のたろう at 2008年03月28日 22:23
こんばんは。
プッシュプルで何両も押して勾配を上がるのは競合脱線しそうで怖いです(^^;;;
まだ機関車が中央にあるほうがマシでしょうか?
いずれにしても日本では考えられない運転方法ですね〜
アルプス越えのトンネルのみ車を積んで走る列車の話は聞いたことがあります。
渡船の列車版という感じでしょうか?
Posted by vanagon714 at 2008年03月29日 00:27
のたろうさん、おはようございます。
>それも山登ったりしてんですから。
EH200どころじゃない、ぱわーなのでしょうかね。それとも、あちらでよくある、ギヤ比を変更できる、車のトランスミッションのような装置が備わっているのかも。。です。スイスは山国ですから、特にパワーに関してはすごいのかもしれないですね。

>鉄道模型で推進運転するとやたら脱線しまくる
 そうですねー。ちょっと行き過ぎたからと言って、バックするだけでも脱線するのもありますね。

Posted by earlybird at 2008年03月29日 06:58
vanagon714さん、おはようございます。
>競合脱線しそうで怖いです
きついループ線なんかだと、特にそう思いますね。アメリカのテハチャピループなんか、想像しただけで。。。
(^^;;

>いずれにしても日本では考えられない運転方法ですね〜
 ここなんですよ。なぜ日本でないのか?

>渡船の列車版という感じでしょうか?
 自然要塞に往来を妨げられた所をつなぐという意味では、そうなのでしょうね。列車を積んで、トンネルを走り抜ける車載列車というのも、相当牽引力のある機関車が必要と思います。トラックやバスなんかでも、幅員に制限があるでしょうね。
Posted by earlybird at 2008年03月29日 07:04
SBBの機関車が真ん中に来る編成、見たことがあります。あちらは何でもアリですね。
それと、BLSの荷物電車が貨車を引っ張っているやつ、電車も機関車代わり。面白いです。
Posted by ann at 2008年03月29日 07:15
おはようございます。
たしかに機関車は力がありそうですね。
もう引退?のDB103なんて40年も前の機関車でEF200と同じ出力ですから驚きですね!
車を積んだ貨車の後ろのほうにキャンピングトレーラーが見えるのはヨーロッパらしいですね〜
Posted by vanagon714 at 2008年03月29日 10:17
確かに真ん中に機関車があるのは日本では見た事はありませんね。
推進運転は「ノロッコ」等で客車の先頭部に運転台を設置して後ろからDEで押してきますね。
Posted by N市のT at 2008年03月29日 10:46
annさん、こんにちは。
ほんとにあちらは何でもありですね。BLSの電気機関車は、結構スイスの要所の駅でみかけるようですね。あのクリップの中のいくつかの機関車もBLSの機関車です。昔のSBBのRe4/4とかRe6/6とかが、最近とんとお目にかかりませんが、もう引退したのでしょうか。
Posted by earlybird at 2008年03月29日 15:59
vanagon714さん、こんにちは。
軟弱な地盤の為もあり、狭軌を採用した日本の国鉄は、どうしてもその制約上、あんなに大出力の機関車を40年前に作ることができなかったのでしょうね。そして高速列車も動力分散方式を採用していきました。 そのかわり、標準軌の新幹線で世界をあっと言わせましたね。今じゃ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、台湾や韓国にも新幹線ができましたけどね。
Posted by earlybird at 2008年03月29日 16:03
N市のTさん、こんにちは。
 機関車が真ん中にあるってことは、その前後で通り抜けが出来ないってことですよね? この機関車、非貫通みたいですし。もし分割運転するなら、そこで、片方の編成を牽引もしくは推進する機関車の機回しが必要になってくるはずで、おそらく、これは分割、併合がないものかと察します。それなら電車にすれば。。。とも思うのですが、そうなると、編成の自由度が少なくなるということなんでしょうね。
Posted by earlybird at 2008年03月29日 16:06
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