森にはカラスやタカなどがいますから、この状態で私が離れると、彼の命は保証されないことはわかっていました。オオルリに、人間の言葉がわかるわけでもないのに、「だいじょうぶか?」などと話しかける自分を、ばかげてると思いながらも、そうせずにはいられませんでした。
オオルリはヒタキ科の小鳥で、スズメくらいの大きさです。オスとメスとでは体色が全く違っていて、メスはめだたない地味な色をしています。この体で、日本に夏を過ごしに南の方から渡ってきます。その飛行距離は2,000kmsとも3,000kmsとも言われています。九州に到達すれば、あとは日本列島沿いに陸地の上を飛べますが、そこまでは、フィリピン〜台湾〜琉球諸島〜九州と、まさに海上飛行なのです。
今は、オオルリにとって、日本に到着して長旅の疲れが出てくる時なのかどうかは私には、わかりません。でも、もしも私たちが、この小さな命をつなげていけるなら、ちょっと温かく見守っていきたいものです。
このオオルリをどう守ってやればよいのか、確かな解答が出ずに時間を過ごしていると、やがてオオルリは元気よく飛び立ち、近くのイチイの枝に止まって小休止した後、飛び去りました。致命的な生命の危機にさらされていたのではなく、長旅の疲れが出て、一時的に休息が必要であったのであろうことを祈り、私も仕事に戻りました。
早起き鳥ウェブサイト


この小さな青い鳥が何千キロも飛行するなんて・・・どこからそんなパワーを得るのでしょうね?
私の住む大麻の鉄道林にも野鳥が沢山生息しているようで、早朝の散歩は早起き鳥?たちの合唱が聞けます。
鳥たちの声には癒されますね〜
>この小さな青い鳥が何千キロも飛行するなんて・・・どこからそんなパワーを得るのでしょうね?
ほんとうですね。飛ぶために体が軽く、羽ばたくための筋肉があるのでしょうね。肥満なんてことは、鳥にとっては命とりなのかもしれません。鳥でなくってよかったです。(笑)
早起き鳥の周囲には、こういったヒタキ科の夏鳥が多く飛来しているようで、朝早く、澄んだ声でさえずっています。瑠璃色をしたヒタキ科の鳥は、オオルリの他にも、ルリビタキ、コルリが日本に渡ってくるようですが、私は、コルリの実物を、まだ見た事がありません。ルリビタキは、オオルリのような、胸〜顔部の黒色がなく、腰のあたりに、わずかに黄色い羽があります。 キビタキは、ほぼ黒に近いシックな色の中に、目立つ黄色〜橙色のアクセントのある綺麗な小鳥です。どうしてこのヒタキ科の雄は目立つ色をしている種が多いのでしょうね。